非日常日記:200712-200717

20/7/12  足が痛かったけど、治った。なんだったのだろうか。こわごわとウォーキング。大丈夫だった。夜は森山未來黒木華のオンラインのための演劇を観る。プレイタイム、素晴らしかった。ライブ配信のための演劇、それは歴史的瞬間を目撃するに等しかった。新しい様式の演劇になるのかはわからないけれど、今できる最善のことなんだろう。舞台に立つのは3人だけど、裏ではたくさんの人たちが動いていることにもスポットライトをあてているのがよかった。舞台幕開け前から、カーテンコール後まで配信することで、シアターコクーンという空間の目覚めからまた眠りにつくまでを、観客は目撃することができる。劇場で早くあの熱量を体験したい。森山未來は今日もかっこよかった。生演奏も◎

 

20/7/13  バランスのよい食事作りをさぼっていたのと少し太ったので、今夜から夕飯は野菜のグリルと豆腐のスープにする人体実験。足が治ったからウォーキングも空模様をみて再開だ。

 

20/7/14  今日も「?!」という出来事があり、もう嫌になる。頑張っていること、その人の穴を埋めてしまうことがバカバカしく思えてくる。これは性格なので仕方ないが、大変そうだからと助けたくなることをやめたい。むかつきすぎてビスコ食った。食べたではなく、食った、といいたくなるレベルである。お察しください。他の人が築きあげてきた信頼を、私たちのチームで壊してはならない。夜は本の続き。久々に骨太な小説を読んだ。409ページ、大変読み応えがあったし、これが事実なのではないかと思うほど。自分の行動と家族の在り方について考えさせられる。映画公開されたら観に行こうかな~。リアタイでこの事件を知っていたらまた違う感想を持つんだろうな。そんなわけで、改めてグリコ森永事件のwikiを読むなど。こういう史実に基づいた小説もっと読みたい。

 

20/7/15  根拠はないけれど、今年の夏は暑くなさそうと思う。Twitterが登録して12年目です、と教えてくれる。12年前はまだ新卒の会社にいて、いろいろ大変だったな、と遠い目になる。でも、仕事面ではあの頃に自分が欲しかったスキルを身につけていたり、いろいろやりやすい環境に身をおけているなとは思う。芥川賞の発表日、気になってた作家さんが受賞して嬉しくなる。Sさんにラインする。年に3回くらいしか連絡を取らないSさん。恋でもなんでもないけど(実際に好きだった時期はあったけど)こういう密やかな関係は気に入っている。そういう関係になる人たちは、まさかその人と自分が、という関係性だったり、誰にも知られてない関係性なので、この人もその可能性を孕んではいるのだけど、嫁がスマホをチェックする人なので、絶対にないと思う。

 

20/7/16  時間とプロの技術をお金で買って、エアコンクリーニングを依頼。エアコンはそんなに汚れていなかったらしいが、自分が安心したいというのもあっ他ので満足。今日は午後から出勤かつ最後の出勤。というのも、うちのチームは基本的に在宅勤務になったため。たまに会社に行くかもしれないけど、よっぽどのことがない限り自宅で仕事をするのだろう。出勤後、新サービスについてのブレスト。うちの会社のプラットフォームがあるからこそできる企画だし、世の中的にも需要があると思うので、絶対に形にしたい。18時で上がって、六本木ヒルズへ。初ナウシカ。映画館に入る前に、機械で検温してから入場。映画館には15人いるかいないかで、わかるのだけれども、悲しい気持ちに。構造上、換気はしなければいけない作りになっているので、なんだかどばっちりを受け散る気がする。話の設定上とはいえ、スクリーンの中でもマスクを強いられる人間たちに今を思わずにはいられなかった。名作でした。ついでに蔦屋書店に寄って、7000円くらい本を買ってしまう。

 

20/7/17  出勤日ではなくなったので、在宅勤務。企画を形にさせたい。そうなったら、私のいるグループ初のサービス論値になる。実現したら辞めてもいいかなと思う。22時くらいまで目一杯仕事をして、Nのオンラインスナック。議題を採用してくれて嬉しい。14才の時に聞いていた音楽について盛り上がる。今の14才はどうなんだろう、私たちのように、「ああ、これね!」と共通認識を持てる音楽があるのだろうか。